「漢方薬」と店頭にデカデカと掲げているので、煎じなくていいんですか?というお客様もみえます。
松江堂薬局の漢方薬は、中成薬。(丸剤。顆粒。液体)です。
インド伝承医療のアーユルヴェーダ の知恵の一つに白湯 があります。
日本にだって、白湯を飲む習慣はありますね。
お腹を壊したら、白湯を飲みなさい。湯冷ましを飲みなさい。とおばあちゃんが言ってました。
子ども心に、殺菌したお水。と納得してました。
アーユルヴェーダの中で、白湯は立派な処方として存在します。
ヤカンにお湯を沸かし半量まで煮詰めれば便秘の薬。1\4に詰めれば万能薬とされます。
やかんのお湯の中に 水、火、風。三つのエネルギーがはいっているのです。
煎じの漢方薬には 薬草の効力+白湯の効力 なんですね。
だから私は、白湯に漢方薬を溶かして飲んでいます。溶かすと味的に辛いものはサラサラと口に入れて ほどよい温度の白湯でゴクリ。
寒い朝 まずヤカンにお湯を沸かしてお部屋も体も温めちゃいましょう。
朝一番の温かい白湯は優しく体を目覚めさせくれます。
くれぐれも ヤカンの空焚きに注意です。